アセットバック証券を活用する方法とその効果

アセットバック証券は、債権などを含む資産担保証券の信用力や、キャッシュフローを担保として発行される有価証券のことで、別名ABSとも言われています。これは、主にアメリカで貸付債権の流動化や、オフバランス化のために開発された商品です。

この対象資産には、基本的にキャッシュフローを生み出すものなら利用することが可能になります。具体的にはローン、売掛、リース、クレジットカード債権といった、様々な債権と商業用不動産などを担保として使用できます。

この証券は、日本では1998年に旧証券取引法、現在の金融商品取引法によって、これらを有価証券として認めました。これをきっかけに、企業では所有する債権や不動産といった資産を担保にして、コマーシャルペーパーを発行し資金調達を行いました。

担保を証券化するための具体的な仕組みとしては、企業が保有する特定資産を証券化商品の発行体とするために、特別目的会社を設立します。そしてそれらをオフバランス化するために、担保を裏付けにして社債やCP等を発行し投資家に販売して、資金調達を行います。

アセットバック証券を発行するメリットとしては、企業に信用力がなくても担保となるものが優良であれば、低コストで資金調達できることになります。また、これらから得られるキャッシュフローから償還の財源にでき、資産の流動化も可能で、一方投資家にしても企業の信用力とは関係なく、対象物に対して投資することができます。

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カテゴリー:金融用語

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