アンダーライターとはどんな役割を担うのか

証券会社の主要業務には、株の売買を仲介するブローカー業、引受や募集、売り出しを行うアンダーライティング業務があります。引受業務は、市場から資金調達しようとする企業の為に、株式や債券などを一旦証券会社が引き受けて、それを投資家に販売する業務を指します。

この仕組みとしては、引受会社が証券を全て引き受けてくれるので、発行する企業は確実に資金調達ができるのがメリットです。ただし、この業務を行使できるのは、証券取引法第29条第1項第2号で免許を受けた証券会社に限られます。

一般的に、このアンダーライター業務を受けた会社は、万が一引受けた証券に売れ残りが生じた場合には、自分たちで引受けする義務が生じます。そのため、新規上場する企業を担当する場合などには、リスク分散するために複数社で協調することもあります。

日本では、募集や売出しに際して販売力を強化し、売れ残りが出る危険を分散させる目的で、引受シンジケート団が構成されます。引受けシンジケート団は、引受シ団、あるいはシ団とも呼ばれ、銀行や証券会社などから団結されます。

これらは、新規発行される株券や、債券といったものを引き受けるための関係業者団体を呼び、ここで構成されるメンバーは、発行される株券や債券毎に異なります。 一般的には、大手金融機関がアレンジャーとなり、協調融資団を取りまとめる主幹事となり、貸出条件の検討から参加金融機関を集めたり、各種契約書の作成等の役割を担います。

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カテゴリー:金融用語

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