オペレーショナルリスクの内容と金融機関の整備

金融機関内で、オペレーションをしている際に発生する損失危機を、オペレーションナルリスクと呼びますが、具体的には、職員のミスや不正、コンピューターのシステムダウンだけでなく、法令や規則の遵守状況に関わるもの、自然災害や犯罪などがあります。

また、決済が予定通り行われない、職員のネガティブ発言や行動による利益の損失、経営戦略の誤りなども含まれるのです。
金融機関ではこのようなオペレーショナルリスクに対処するため、その指針として規定が制定されています。

これにのっとり、重要なリスクの認識や評価、コントロール、モニタリングができるように整備しています。そのため検査官は、これらが遂行されているか否かを経営陣に確認する必要があるのです。

また、このような損失危機が顕在化した場合に備えて、事故処理態勢や緊急時態勢を整備するようにして、顧客の資産や信用を守ることを遵守する義務があるのです。

しかし、これらのリスクは各金融機関の規模や業務形態により、抱かえる問題がそれぞれ異なります。そこで、各社では、数値目標や業務に準じた管理体制作りを整備しています。具体的には、基本方針といった重要事項は、経営会議で決裁して、取締役会で承認を得ています。

そのため、一般的にはオペレーショナルリスク管理全般を統括する部署が設置されて、その中で各損失危機に合わせて細分化されています。その概要としては、内部で損失データの収集や分析を行うほか、定期的にリスク・コントロール・アセスメントを行います。

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カテゴリー:金融用語

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