回収ができない場合の対処と取り立てが及ぶ範囲

一度配った物や使用した物を、再び集めることを回収と呼びます。主に、金融業界ではこれを指す場合、一般的には債権の回収が当たります。債権とは、売掛金、約束手形や小切手、貸付金等がこれに該当します。法的には、一定の行為を請求できる権利です。

また、歴史的なビジネスのやり方やしきたりが残る中小建設業では、取引を行う場合に、材料販売代金、工事代金などの請求を売掛金として処理します。そのため、それらは売掛債権と呼ばれ、返済取り立てが発生するのです。たとえば、売掛金が支払期日に返済されず未入金のままで残っている場合は、未取り立て債権となります。

これが滞留債権で早期に取り立てしないと取り立てができなくなります。最悪の場合には、相手企業が倒産し取り立てが不可能となることがあります。これは、取引先が販売不振や多額の借入金がある場合、または関連子会社の不振や投資等により資金不足が発生して支払が滞ることもあるからです。

企業では、新規契約する場合には、与信チェックを必ず行い財務状況を確認します。そこで、相手の財務力に問題があったり、将来的に支払遅延が発生しうると判断できる場合には、取引は行いません。

取り立ての目途が立たない恐れをみこして、与信管理はあらかじめしっかりやることが後々のリスクを回避できます。さらに、継続的に取引先の与信管理は欠かすことはできません。これらをきっちりしないと、万が一相手先に不良債権が発生すると自分の会社も連鎖倒産することもあります。

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カテゴリー:金融用語

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