銀行検査が実施される検査内容と基本的な指針

銀行検査とは、別名金融検査とも呼ばれています。これは、銀行の信用や秩序を維持するだけではなく、預金者の資産をきちんと保護する目的で、主に銀行法に基づいて金融庁が実施する検査をいいます。金融庁や地方財務局の検査官が、銀行の本店や店舗に立ち入って、業務や顧客の資産内容などを詳細に調査します。

そして、その金融機関の業務が健全かどうか、貸しはがしがないかどうか、非合法な取引がないかどうかとった審査を行います。ここでは、業務の健全性や適切性の確保ができているかどうか、また、金融仲介機能を適切に果たしているかといった検証を行います。

ここで、法令違反や不正取引などが見つかった場合には、指摘された後、監督部局に内容を伝え行政処分が検討されます。特に1990年代のバブル崩壊後は、公的資金を投入した金融機関も多く、不良債権問題の対応が最重要課題でありました。

しかし、それらも一段落した今日では、主に利用者保護や法令順守へと軸足が移りつつあります。また、基本的な考え方としては、「金融検査に関する基本指針」に掲示されています。

基本原則として、利用者視点、補強性、効率性、実効性、プロセスチェックといった原則に即して検査が実施されていきます。またその検査では、金融検査マニュアルにのっとり実施されます。ここでは、立入検査権や資料提出請求権があるため、実施される金融機関側が拒んだ場合には罰則を適用されることもあります。

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カテゴリー:金融用語

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