不透明な資金の流れを生み出すシャドーバンキング

シャドーバンキングとは、投資銀行やヘッジファンドなど証券化の為に特殊な運用を行っている金融機関の事です。金融機関や企業同士の資金の貸し借りなども含まれています。

金融監督当局からの規制なども銀行と比べると緩いもので、多額の資金を集めて融資を行う事から影の銀行とも言われており、実態がつかめていないことから、金融監督当局による介入、規制が行われない問題も抱えています。

2007年に発生したサブプライム問題でもシャドーバンキングが問題視されるものであり、問題発覚前にペーパーカンパニーの多くが多額の資金調達、運用していたことから、監督当局が把握できない金銭の動きが世界的な金融危機を引き起こした一因とされています。

最近では、中国でのシャドーバンキングの破たんが大きな国際問題につながると懸念されています。中国金融当局が動きを見せましたが、結果的には銀行間での資金を融通し合う短期投資市場の金利向上へと広がり、上海市場が不安定になり、株価が大幅下落を見せる結果となりました。

これは中国金融危機であり、規模や実態が把握できないことから市場に対する不安材料の一つとなりました。

その為、資金調達の面では不透明な金額にしても多額の資金調達が容易に行えるものではありますが、不透明な金額であることから不安材料であり、今後安定するものでは限らないので、世界を揺るがす存在には間違いありません。その為、大きな損失リスクを生み出す可能性も秘めています。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:金融用語

このページの先頭へ