大きなリスクを負うことになる証券化商品の正体

証券化商品とは、金融機関が所有するローンやリースなどの債権に対して、今後、回収する見込みを前提に利益が出せる商品として発行する有価証券の事です。
主に、住宅ローンや自動車ローン、クレジット債権などの債権が該当します。

投資家も今後回収できることを前提に投資を行うので、金融機関からしてみれば、長期的に回収するローンとは別に大きな投資金額を手にすることで、新しい融資サービスを行えるメリットがあります。また、証券化商品を担保に融資を受けることを債務担保証券と呼ばれ、銀行などはこれを利用することで、資金を募ることに成功しました。

しかし、2007年に発生した、サブプライムローン問題の登場により、それまでは高い収益性と高い信頼性から多くの投資家が債権を元に投資を行っていましたが、この問題が発生した際には債権が回収できなくなる時代に陥り、多くの証券化商品が損失を生み出す結果となり、現在では投資家がリスクを覚悟しながら投資をしている現状があります。

サブプライムローン問題の大きなポイントとしては住宅ローンを担保に投資を募っていたことであり、住宅購入ブームをきっかけに金融機関は借金の返済が見込めない貧困層へも投資を行っていました。

最終的には貧困層の返済の滞納や自己破産などが相次いだことから債権が回収できない事態に陥り、債権への価値が暴落したことにより、大きなリスクがある商品だと証明してしまう形になりました。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:金融用語

このページの先頭へ