スイフトサービスと利用される背景やそのメリット

スイフトは国際銀行間金融通信協会の略称で、世界各国の金融機関に高度に安全な通信メッセージを提供する団体となります。これは1973年にベルギーのラ・ユルプに本部を置き、欧米15カ国の239銀行により設立された非営利の協同組合法に基づく法人となります。

その組織構成は、南北アメリカ地域、アジア・パシフィック地域、欧州、中東、アフリカ地域に区分されます。アジア太平洋地域となる日本では、スイフト・ジャパンをオフィスとして国内向けにサービスが提供しています。

日本では、1976年にスイフト理事会から加盟国より承認されて,邦銀42行がメンバーとなりました。しかし当時の公衆電気通信法の制約があったため、そのサービス実現にはかなり時間がかかり、1981年にようやくオペレーションが開始できました。

これが設立された背景には、1960年代初頭に欧州諸国の為替管理が緩和されたことがあります。当時、ユーロドル取引が急激に増加したにもかかわらず、当時の銀行間通信が電報やテレックスがメインで、各銀行の使用書式も様々であったため事務処理が大変でした。

その解消のために、欧米主要銀行間では国際的な金融業務の合理化策が討議されました。ここでは、1日24時間年中無休であり世界中で利用できること、処理が迅速で安全、銀行間の共通のネットワークを構築して、事務処理をコンピューター化して、国際通信フォーマットの統一などが話し合われて合意されました。

その後、法的なこと、技術的検討を重ねた後にハードとソフト開発、オペレーション体制整備に4年を費やしました。そして1977年にようやくシステム稼働にこぎつけました。

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カテゴリー:金融用語

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