全銀システムが金融機関で利用される理由とメリット

全銀システムでは、顧客の為替取引を全国の金融機関を網羅して、リアルタイムに決済状況を届けることができます。ここでは、内国為替取引をオンラインでリアルタイムに中継しています。また、取引に伴うスムーズな資金決済を行うために、銀行間ネットワークシステムとして全国銀行データ通信システムを運営しています。

これは、1973年に発足した後、内国為替業務の発展と、制度に従う参加銀行が拡大していく中で、現在日本ではほとんど全ての民間金融機関が利用しています。これは、銀行をはじめ信用金庫、信用組合労働金庫、農業協同組合などがあります。

このシステムでは、振込等のために銀行から送られてきた為替取引に関するデータを、このコンピュータセンター処理された後に受取人の取引先宛てに送信される仕組みとなっています。

また、同時に、このシステムでは、各行から出された支払指図を集中計算した後、各行ごとの受払差額を出して、一日の業務終了後に日銀へとオンラインで送信します。日銀では、ここから来た送信内容に基づいて、各銀行と全銀ネットとの間で日銀の当座預金の入出金を行います。この流れを得て最終的な銀行間の為替決済が完了となります。

また、取引量の拡大やセキュリティ向上のために、順次システムのレベルアップを進めることで業務の円滑化を図ります。たとえば、1億円以上の振込取引を日銀ネットで決済できることで、支払決済システムの国際基準においては高いレベルで対応できています。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:金融用語

このページの先頭へ