全国銀行データ通信システムが利用される利点

全国銀行データ通信システムとは、全国にある民間の金融機関と全銀データ通信センターを専用通信回線で結ぶことで、各金融機関で行われる為替処理を円滑に一括処理ができるコンピュータシステムです。

現在、約1,400の金融機関の取引があり、32,000以上の店舗をつないでおり、1日平均560万件を取り扱い、世界的に類まれな共同オンラインシステムとなっています。
たとえば、東京在住の人が、北海道在住の人に100万円を送る場合、東京在住の人は口座をもっている銀行にお金を持っていき、北海道在住の人宛に送金します。

すると口座がある銀行は、指定された銀行口座宛に送金があったことを知らせ、100万円を支払います。このようなシステムがあれば、日本国内で離れた場所にいる相手に送金する場合でも、銀行間で決済が行われるため、安全でかつスピーディーにお金を送れる為替業務が行えるのです。

このシステムでは、振込のために送られてきた為替取引データは、一旦このコンピュータで処理された後、受取人銀行宛に送信される仕組みになっています。また、各金融機関から出された支払い指図は計算された後、各行ごとの受払差額を清算します。

この送金システムにより、最終的な為替決済が完了となります。そして、それが終了すると日銀へとオンラインで送信されます。日銀は、ここから送られてきた送信内容に基づいて各行が持つ日銀の当座預金の入出金を管理しています。

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カテゴリー:金融用語

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