バーゼルⅡとはどのような基準の規制ですか

バーゼルⅡとは、新BIS規制とも言い、銀行経営が健全であるかどうかを示すため、自己資本比率を算出する国際規定をいいます。これは、2006年末から国際決済銀行が大幅に変更をしましたが、日本では2007年から適用されています。

もとは1988年にバーゼル銀行監督委員会が公表しました「自己資本の計測と基準に関する国際的統一化」が原案であり、改定された後日本だけではなく多くの国の銀行でも自己資本比率規制として採用されているのです。

バーゼルⅡでは、これまでの規制だけではなく、新たに格付けや企業の信用力に応じて、銀行が融資額の管理を徹底するように融資向上が求められています。また、自己資本比率の最低基準は8%のままですが、対象となるリスクの適用範囲は、信用、市場、オペレーショナルリスクとなっています。

主な見直しポイントは、その計測の精緻化があります。これは、 市場リスクはそのままで自己資本比率の分母をより正確に計測するために、信用リスクでは、標準的手法、基礎的アプローチ、先進的アプローチができるようになっています。また、事務処理における事故や不正行為等による損失を被るオペレーショナルリスクを加えています。

次に、監督上の検証プロセスとして、銀行が自己資本戦略を策定して、様々なリスクに対応できる十分な備えがあることを、監督当局から検証される必要があります。最後が市場規律として、自己資本の構成やリスク計測方法など、市場参加者に対して情報開示する義務があります。

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カテゴリー:金融用語

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