EDINETタクソノミを開発した金融庁の意図と概要

平成23年、金融庁の「有価証券報告書等に関する業務の業務・システム最適化計画」に基づいて、開示書類の利用のしやすさと検索機能の向上を目的としたEDINETの次世代システムが開発されました。それが次世代EDINETタクソノミになります。

これは、平成24年に初版が出来上がり、その後さまざまな策定が行われ、10月に正式に公表されました。しかし、その後さらなる改良が行われました。その結果、企業内容等の開示に関する内閣府令や、財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則といった法令と会計基準の改正に対応できるようになりました。

次世代EDINETタクソノミとは、金融庁から提供される、財務報告のためのフォーマットのことを言います。これは金融機関が指定する有価証券報告書等の中で使用されるXBRL形式の財務諸表の雛型のため、提出者はこの雛型を使用して財務諸表を作成する必要があります。

また、ここで設定された標準的な勘定科目は、表示順、加減算関係、根拠法令等を属性情報として保有しています。ただし、この雛形は法令、会計基準等の改正、開示実務の変化に伴い、更新していく必要があります。

具体的には、有価証券報告書等は、現行EDINETでは財務諸表本表のみがXBRL対象でしたが、次世代では、報告書全体がXBRL対象範囲となります。

そして、公開買付届出書、大量保有報告書等もXBRL対象範囲になります。さらに、開示項目において金額、開示事項等の最小単位ごとにタグ付けするだけではなく、文章や表、複数の金額項目等を塊としてタグ付けすることもできます。

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カテゴリー:金融用語

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