G-SIFIsが発足された歴史的な背景や設定基準と実名

G-SIFIsとは、経営危機に陥った場合に金融システムに混乱が及ぶ恐れのある、国際的に展開している巨大金融機関を指します。たとえば、2008年のリーマンショック後は、世界的な危機が起こり、その中ではシティーグループやAIGなどが相次いで経営危機に陥りました。

これらは、世界的規模で法人だけではなく、個人の預金や保険を取り扱っていたため、その影響が計り知れなかったため政府が最終的に支援することになりました。

これを教訓として、主要国の監督当局は、金融機関が巨大規模になりすぎると、国際的な影響力が大きすぎて潰せない事態を防止するために、国際的な巨大金融機関については、一般よりも厳しい規制や課すことで合意しました。具体的にはBS規制だけではなく、その自己資本を上乗せすることや、混乱を最小限に抑えるような破綻処理の枠組み整備などが求められました。

また、各国の監督当局で構成されている金融安定理事会では、そのシステムの安定化には欠かせない巨大金融機関をG-SIFIsとして認定しています。

この基準として総資産規模のほかに、他社との取引状況、破綻時に他の機関でその代替できるかといった観点になっています。今後、その対象機関が国際的な金融システムに及ぼす影響力とリスク度を測定して、その度数が高いTOP約30社を認定するようになっています。

ちなみにそのリストとして挙がっているのは、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、シティーグループ、モルガン・スタンレー、ドイツ銀行HSBC、BNPパリバ、クレディスイス、UBS、三菱UFJフィナンシャルグループなどになります。

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カテゴリー:金融用語

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