アウトライト取引の手法とアビトラージ取引との違い

アウトライン取引とは、マーケット動向を予想して売り時や買い時を見定め、それに従い取引を行うことで売買益を得る手法のことを指す言葉です。特に株式市場では一般的に使用されている手法で、相場の方向性とは異なるアービトラージ取引と対比して使用されます。

例えば銀行が為替売買を行う場合には、顧客との取引だけではその残高は買いか売りのいずれかの状態に偏ります。そのため外貨資金か円資金に過不足が生じてしまいます。そこで、為替持高によってはリスクに陥ることもあるため、その回避や資金の過不足を調整するために持高操作を行う必要が出てきます。

その方法としては、アウトライン取引とスワップ取引があります。これは、買いまたは売りのどちらか一方のみを行います。そのため買い戻し、または売り戻し条件がない売買となるため、直物操作と先物操作に分かれます。

前者の場合はスポットと呼ばれる直物為替売買を言い、後者はフォワードとして確定日渡しである先物為替の売りまたは買いを単独で行います。為替持高と資金の両方を調整する場合には、これがよく利用されています。

また、スワップ取引では、売買当事者が受け渡し時期が異なる同額の為替を同時に、あるいは交差的に売買します。そこで直物買い先物売り、あるいは直物売り、先物買いを同額分同時期で売買します。銀行では、為替持高を変えないで外貨預金の為替分だけを調整する場合に、これを利用します。

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カテゴリー:金融用語

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