青色申告と呼ばれる歴史的な背景と税金申告

青色申告とは、所得税を申告する際に複式簿記等の手法に基づいて帳簿を記載して、そこから正しい所得や所得税、法人税を計算して申告する税金の申告をいいます。この言葉の起源としては、青色の申告用紙を使用して申告することからそう呼ばれるようになりました。

実際には平成13年以降の所得税申告書は、青色の紙ではなくなっています。しかし、法人税申告書では申告書の表紙となる部分が、現在も青色です。現在は、その名残を受けて各税法上で規定があるため、実務上でも青色申告と呼ばれています。

これは、1949年に発表された日本税制報告書に基づいて施行された制度に由来します。当時GHQの要請によって結成された、コロンビア大学教授であるカール・シャウプを団長とする、シャウプ使節団とも呼ばれる日本税制使節団によって、日本の税制に関する調査が行われました。

そして、シャウプ勧告とばれる報告書が出されて、戦後の日本の税制に大きな影響を与えました。ここでは、約4ヶ月にわたり日本国内を視察してまわり、「日本人は青色をどのような感じで受け止めるのでしょうか。」という質問をして、その回答から青色にしたと伝えられています。

帳簿書類の備え付けを促し申告納税制度を普及する目的から、この申告を奨励しています。申告ができるものとしては、不動産所得、事業所得、山林所得を持つ個人や法人が、各承認申請期限までに所管税務署長の承認を受けて申告をすることができます。

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カテゴリー:金融用語

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