アモチゼーションが実施される償還方法と利用される場

アモチゼーションは、部分償還や固定資産の減価償却、元本や債務などを定期的に償還することをいいます。しかし、債券投資用語として使用されるのが一般的で、具体的には、債券を額面より高く取得して、満期まで保有することで、その償還差損を期間で按分し簿価を平均的に引き下げていく会計処理法です。

この会計処理を行うと、各期の利回りは年々大きくなっていきます。
債券を額面額よりも高い価額で取得した場合には、償還すると、額面と取得額との償還差損が一度に発生します。

そこで、債券投資を行う場合には、投資家は償還差損益を満期日のある決算期に集中させずに平準化し、期間収益の安定化を図るためにこのような処理を行うのです。そのための処理を、アモチゼーション、またはアモチと呼びます。わかりやすい例を挙げると、残存期間が5年の額面100円の債券を105円で取得した場合、5年後に5円の損が発生します。

そこで、これを保有期間である5で割って、毎年1円分の損失を計上し、取得価額から控除することがアモチゼーションなのです。
償還時の損失を一度に計上するのではなく、債券所有期間に対応して均等に分散させて、その損失を計上していく方法であるといえます。

その帳簿価額がその分だけ引き下げることができるので、期間内の収益を安定させるメリットがあります。ただし、この計上の選択は任意ですが、利用する場合には、所有する全ての債券に対して均一に採用しなければならないというルールがあります。

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カテゴリー:金融用語

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