手形の譲渡における裏書の方法とその効力と権利

一般的に手形は、支払期日まで待って支払を受けるだけではなく、銀行で割り引いたり、他の債務支払のために他人に譲渡することができます。裏書とは、手形を譲渡する人が、受け取る人の名前をその裏面に書くことです。実際には、その権利を譲渡する手続きのことです。これにより譲渡されたものを呼び、記名式と白地式に分かれます。

具体的には、その裏面に「表記金額を下記裏書された人またはその指図人へお支払下さい」という文句と譲渡する相手の名前を書きます。譲渡する人が署名あるいは記名と捺印して、それを渡すのです。

この効力としては、手形上の権利を移転する権利移転的効力、権利者としての資格が認められる資格授与的効力、受け取る人に対してその支払いを担保する担保的効力があります。その権利を移転させる効力がある場合、振出人が払えなくなった場合には、記載された金額を払わなければなりません。

例えば、Aさんが100万円の手形をBさんに振り出した場合、Aさんが払えなくなった際には、BさんはCさんから100万円の請求を受けます。実際、満期前に譲渡される場合には、満期が待てないくらい振出人の資金状態が悪いと判断されるのです。

また、手形の所持者がその権利を行使するには、裏書が連続していなければなりません。これが連続していないものを銀行へ取立に出しても、不備という理由で支払が拒否されます。銀行ではこれが連続しているか否かは、手形の記載だけで形式的に判断します。

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カテゴリー:金融用語

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