繰り上げ返済の仕組みとそれを利用するメリット

クレジットカードの利用者や、住宅ローンなどの債務者が毎月決められた返済額に加えてその一部を返すことを、繰り上げ返済と言います。

決まった支払額よりも多く支払うことで、それは元金に充てられるため、一般的には繰り上げ返済を行うと元金に対してかかるはずの利息が減り、その総額も少なくなるというメリットが発生します。ここでは期間短縮型と返済額軽減型の2種類が存在します。

期間短縮型では、先駆けて返すことにより、当初の予定よりも返済期間を短縮することにつながります。一方、返済額軽減型では返済期間を変更することなく、その額を軽減させるものです。

住宅ローンの負担を少しでも軽くする場合には、繰り上げ返済が有効です。これは60歳以降にも続く場合には、期間短縮型を利用し、できれば定年退職時にはローンを返し終えているのが理想的と言えます。

できるだけ早いうちに返すほど、利息軽減効果が高くなるからです。例えば、借入額3000万円で金利2.5%、期間35年の固定金利ローンで計算すると、100万円を返済開始後、2年後に期間短縮型で繰り上げると、約123万円も利息軽減となるのです。

原則として返済は早く行ったほうが得となりますが、ただし住宅ローン控除を受けている期間中は事情が異なるようです。この控除は、年末時点の住宅ローン残高が対象となるため、12月のボーナスを受け取ってすぐに繰り上げて返すと、年末の住宅ローン残高が減るため、せっかくの控除額も減ってしまうからです。

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カテゴリー:金融用語

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