グレーゾーン金利の内容と法律規制による結果

グレーゾーン金利とは、利息制限法で定める上限金利は超えても、出資法で定めるものには満たないものです。これまでお金の賃借においては、利息制限法が定める利子を超えるものであっても、出資法で罰則を定めている利子としての29.2%未満であれば罰せられることのない高い利子が適用されていました。

しかし、2006年12月に改正貸金業法が成立した結果、ここで貸金業規制法、出資法、利息制限法等も改正されました。さらに貸金業規制と利子の規制が強化されたことにより、グレーゾーン金利についてはみなし弁済規定を廃止して、利息制限法の上限の利子を超えるものを受領することが禁止となりました。

また、グレーゾーン金利は、出資法の上限金利が利息制限法水準の20.0%にまで引き下げられたことにより、2010年6月に廃止されました。

さらに貸金業法が改正されたことによって、上限金利を超える利子は、貸金業法に対して行政処分の対象となりました。なお、ここでの上限金利は、利息制限法と出資法による2つの法律で規制の対象です。

具体的には、利息制限法は、貸金の上限利率を元金額に応じてそれぞれ年率15%から20%と定めているため、これを超えると民事上の効力を無効と規定されることになります。

また、出資法では、貸金の上限利率を貸金業者は年率20.0%と定められて、これを超えた契約締結や要求、受領をした場合には、刑罰が課される規定があります。

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カテゴリー:金融用語

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