債務が発生する場合の権利と義務とその内容

債務とは、借りた人が貸した人に対して、一定の金銭や物品の支払を義務づけられることを言います。これは、貸した人から見た場合には債権となるものです。具体的な対象になるのは、財貨でも、労務を供することでも、一定の行為をしないという不作為でもよいとされています。

この具体的な例としては、お金を借りた場合の返済義務や、物品を購入した場合に未払いになっている代金の支払義務などが、ごく身近に起こりうるものです。通常、これに財産としての性質があれば、債権、債務の目的とすることができます。

現代の法律では、任意的にその義務を履行しない借りている人に対しては、強制的に給付させるか、これに代わるような損害賠償をさせる命令や、支払への強制執行が可能となっています。また、債務には2種類あり、相手に物品を提供するものと、特定の行為を相手に提供するものです。

例えば、物品を提供する場合も、さらに特定物と不特定物の2種類に分かれます。前者は当事者がその物品の個性に着目したもので、中古車やカメラ、アンティークなどが該当します。ここでは目的物が滅失した場合には、履行の不能、または負担が問題になります。

また後者には、物品と個性に当事者が着目しておらず、物品の種類にだけ着目したもので、高級な嗜好品や新車というように目的物はどれでも良いものです。滅失した場合でも代替物があるために履行が不能とならず、債務者は引き渡す義務を負うことになるのです。

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カテゴリー:金融用語

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