資金トレースを使った債務者に融資した資金の流れを見る

資金トレースとは、金融機関が融資した資金の動きを把握することで、債務者がどのような使い方を行っているのか、資金使途を確認する事です。
マイカーローンや住宅ローンの場合には融資した金銭の資金使途は明確なので、債務者が無駄遣いを行って融資リスクを負うことはありません。

一方、消費者金融等のフリーローンにもなると資金使途が不明なので、債務者が無理な使い方を行って債務不履行に陥る可能性があります。これを事前に防ぐために資金トレースを行っており、指定の当座預金に振り込んでいくら引き出されたのかをデータ化することで、支払い能力を超えた無駄遣いをしていないのかモニタリングを行います。

使い方はもちろん、金融機関側はきちんと返済を行ってくれればいいので、このような利用状況をモニタリングを行っています。極端な金額の融資を求めて支払いを滞納する場合には債務者に対する信用を失いますし、融資リスクのある顧客だと判断されます。

このような状況を事前に予知する必要もあり、基本的にはコンピュータの監視によって警戒されています。
コンピュータが検知した場合には社員が確認を行い、問題のある使い方を行っている顧客に対しては、注意が促されたり利用停止に追い込まれたりします。

特に、いつもは少額の利用だったのに対して、極端な大金の融資を申し込んだり、銀行口座からまとめて取り出した場合など、いつもとは異なる使い方をすれば検知されるわけです。社員が債務者に電話連絡を行なうことで、本人の利用だったのか、資金使途は何に使ったのか確認が行なわれます。

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カテゴリー:金融用語

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