仕組債によるハイリターンとハイリスクの危険性

仕組債とは通常の債券とは異なり、債券に金利や通貨と交換するスワップやオプションと呼ばれる約束事や、権利などをセットしたものになります。これにより、本来債券が持つ価値以上のリターンを生み出すことが出来るので、投資家や発行者の融通が利く商品です。

仕組債が発行される場合には、顧客となる投資家は証券会社等の販売会社で購入を行います。この時点で仕組債としては完成しており、販売会社が商品を仕入れるアレンジャーによって生み出されているわけです。

アレンジャーは発行者とスワップやオプションを搭載するデリバティブ市場と調整を行なうことで債券に付加価値を与えており、それを販売会社に卸しています。アレンジャーの多くは外国証券会社であり、発行者は海外金融機関などなので、債券自体は外国のものが多く、それに合わせて外国為替のスワップも搭載されていることになります。

外国の債券を取り扱っているので、為替による変動に左右されやすい性質があり、価値が急激に上がることもあれば、下がることもあるので、そのリスクを負う覚悟が必要です。

また、債券を取り扱うアレンジャーがもし債務不履行の状態で倒産などをしてしまった場合には、発行者やデリバティブ市場との繋がりも失ってしまうので、価値がゼロになってしまう可能性もあります。ハイリスクの可能性とハイリターンの可能性が潜んでいることから、十分に危険性を理解した上で取引を行ってください。

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カテゴリー:金融用語

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