ストラクチャード・ファイナンスによる資金調達

ストラクチャード・ファイナンスとは金融技術の一つで、資産を証券化する仕組みを利用して、市場リスク、信用リスクのコントロールを行う事を指します。

これによって、日本語では仕組み金融と呼ばれており、企業が資金調達を行う際には自社の資産の証券化を行うことで、企業の信用から独立した資産に対しての投資を行ってもらえるので、信用問題なども企業ではなく、独立した資産に対して評価が行われます。

例えば企業が事業別に子会社化を行うのも、このストラクチャード・ファイナンスによるテクニックであり、本社からある事業部の独立を行うことで、投資家などからも本社ではなく、子会社に対して信用判断が行われます。

家電メーカーが映画事業や金融事業のそれを行う場合には、家電メーカー自体の経営状況を関係なくその事業への将来性などの価値を判断され融資をしてもらえるメリットがあります。

これにより、シンジケートローンと呼ばれる複数の投資期間が集まって投資をする資金調達法にも適切な対応で、対処することが可能になります。

ただし、子会社だけが行うプロジェクトを担保にして多額の投資を行ってもらえることから、敵対的買収の標的にもなりやすく、いかに外部の投資を受けながらも本社が所有している株の割合のコントロールをするのかが重要になります。

プロジェクトごとに動いているので、本社よりも少ない資産で動いており、買収されやすい可能性も秘めているので、注意が必要になります。

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カテゴリー:金融用語

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