特定回収困難債務の回収を行う整理回収機構の役割

整理回収機構とは、1999年に住宅金融債権管理機構と整理回収銀行が合併したことによって誕生した株式会社になります。

主な事業としては、住宅金融債権管理機構時代に行っていた住宅専門の元金の収集から、整理回収銀行として行っていた金融機関からの債権の買い取りを行ってから元金を収集するサービサーの2つの役割があります。

不良債権と呼ばれる支払う能力がない債務者に対する債権の買い取りなどを行っており、一部の銀行や整理回収銀行からも債権回収の業務委託が行われています。しかし、中小企業に対して過剰な取り立てなどが社会問題化してしまい、あまり良いイメージがないのも事実であり、2011年には民間サービサー業務の廃止が行われました。

これにより、新たに特定回収困難債務のサービサー業務が開始されており、通常のサービサー業務の範囲を超える暴力団や総会屋がらみの債権や競売妨害が見込まれる債権などの収集を行っています。

現在では住宅ローンの不良債務と特定回収困難債務の収集がメイン事業であり、普段の生活をしていてクレジットカードや消費者金融を利用している範囲であれば、あまり関わることがない組織になります。

また、クレジットカードや消費者金融で不良債権が生まれた場合には一般にサービサー会社に移行するので、多額の金額を取り扱う金融機関とは異なる対応が行われており、少額でのトラブルなので、返済計画などを立てて支払いを行っていきます。

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カテゴリー:金融用語

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