複数の貸金業者から融資を受けている多重債務者

複数のクレジットカード会社や消費者金融を利用することで、返済が困難になっている債務者のことを多重債務者と呼びます。

クレジットカードや消費者金融、販売信用などの消費者信用ビジネスにおいて、顧客の信用の度合いに応じて融資金額が設定されますが、1社につき10万円が設定された場合に、顧客が更に上の金額を望み、2社目、3社目と貸金業を利用することで、数十万を利用できるようになるのです。

これが多重債務者を生む要因であり、当然ながら、顧客は1社において10万円しか融資できない判断が下されているので、数十万を借りたとしても簡単に返済できるものではありません。

債務者は返済日が近づけば支払う金額を所有していないので、別の金融機関から融資をしてもらい、借金を借金で返済する悪循環に陥ります。これにより、その場の返済を行うことができますが、翌月の支払いが訪れれば、また、別の金融機関から融資を受けるので、自転車操業状態になってしまうのです。

この事態から債務者は自己破産を行う可能性が浮上するので、金融機関などは融資した現金が戻ってこないリスクを負うことになります。

このリスクを事前に回避するために、個人信用情報機関にて他社での利用状況のチェックを行います。新たに申し込んできた場合には、数社から借り入れていることを理由に審査をクリアすることができず、利用中の金融機関であれば、他社で滞納が発見され次第、サービスの停止などの処置が行われます。

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カテゴリー:金融用語

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