会社がグループ企業や従業員に融資を行う短期貸付金

企業の勘定項目に用いられる流動資産の一つに、短期貸付金があります。これは、企業の取引先や仕入先、グループ会社、役員や従業員に会社の資金を貸し付けた場合に発生する資産の事で、1年以内に返済を行うことを前提に現金を貸し出すことになります。

グループ会社であれば、親会社や子会社などが該当し、資金的に困難な経営状態だった場合に資金貸付として行われ、グループ会社以外でも強い関係性を持つ下請け会社や提携先、取引先などでも利用される場合があります。

役員や従業員に関しては個人的な金銭的な問題での融資であり、金銭的に困っている従業員の生活を支援する為に一時的な貸付として使われているので、従業員からしてみれば、消費者金融などで予め決められた高い利子設定の範囲で融資を受けるよりも、所属している会社から融資をしてもらうことで、ある程度利子を抑えたりと優遇された環境にて現金の融資を受けることが可能です。

経営分析を行う際に勘定項目の流動資産としてチェックが行われるので、基本的には一度決めた場合には変更を行うことができません。

特に売掛金、前渡金、立替金等の区別を行うことが困難になってしまうので、会社の資産がどのような動きをしているのかが把握しづらくなり、経営分析を行う上では判断が難しくなるからです。また、返済が1年以上先と決められている長期貸付金のうち、1年未満で完済できるものは短期貸付金で勘定科目を使用します。

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カテゴリー:金融用語

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