担保掛け目、担保価格から算出される融資額の決め方

担保を使って金融機関から現金を融資してもらう際に融資する金額を設定するものとして、担保掛け目があります。

担保とは、金融機関が企業や個人などの顧客に対して現金を融資する際に、もし、返済不能な状態に陥った場合に、予め設定しておいた担保物件の所有権を得る事であり、これにより、融資した元金を回収することが可能になります。そのため、担保の価値に見合う現金の融資しか行うことができません。

担保掛け目はその担保となる物件に一定の率を掛けて、そこから算出された金額を上限に現金の融資を行うことになります。

物件によって一定の率は変動するもので、預金であれば100%、優良企業の株式であれば80%~90%、不動産は80%など金融機関で設定が行われており、金融機関の融資の安全性確保のためにこのような設定が存在しています。

もし、債務者となる顧客が返済不能に陥った場合には、対象となる物件を債権者が得ることが可能になるので差額分が生まれます。これが金融機関の利益となる部分であり、次の貸し出しを行う為の資金として、従業員の給与として運営費に当てらるのです。

金融機関からしてみれば、マネーリスクの低い貸し出し方法となり、対象となる物件が債務者の返済不能になった場合の保険となるので、貸し出した際の手数料や利息などが低く設定する事ができます。

これがクレジットカードや消費者金融などのキャッシングサービスとの大きな違いになり、キャッシングサービスの場合には返済不能になった場合の保険が無いので、通常の返済時の利息が高めに設定されています。

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カテゴリー:金融用語

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