未成年との契約を無効にする未成年者契約の取消権

クレジットカードや携帯電話の契約を行う場合に、未成年者であれば保護者の同意が必要になります。これは未成年者契約の取消権に沿って行われているものであり、20歳未満で婚姻の経験が無い者は、法律上では未成年とされています。

未成年は取引に関する知識や経験が乏しく、的確な判断が未熟により、契約を行った際にはトラブル等が生じる可能性があるので、法定代理人と呼ばれる未成年者の親権を持つ保護者の同意が必要になるわけです。

これにより、未成年者が悪徳業者などと契約を行った場合には、法律上でそれを無効にすることが可能であり、例えば、消費者金融の利用だった場合には、既に融資を受けていたとしても無効にすることが出来るので、受けた融資金額の返還を行う必要がなく、サービス契約であれば、サービスの利用で発生した金額の返還請求も行うことが可能です。

これにより、大手貸金業者などでは未成年者だけで契約を行っておらず、クレジットカードを申し込む場合には、法定代理人の同意も必要になります。

これにより、法定代理人が内容を把握して同意を行うことで、知識や経験が不足している未成年者でもクレジットカードや携帯電話の契約を行うことで、トラブルが発生したとしても法定代理人の責任となり、企業側としては責任を負うリスクを回避することが可能です。

また、時効も存在しています。未成年者が成年になり5年が過ぎてしまえば無効にすることができないので、注意が必要です。

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カテゴリー:金融用語

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