切符やチケットなどの無記名債権による権利

無記名債権とは、権利者の氏名が記載されていない証券のことです。証券は債権に対しての権利を示す書類であり、手形や株式であれば、誰が権利を所有しているのか記載されていますが、無記名債権では権利者の記載が無いので、所有している人物が権利者として見なされます。

主に切符やチケット、ギフト券などが該当し、これらの証券には権利を受ける効力がありますが、誰が権利を所有しているのかが記されていません。そのため、切符であれば所有者が電車を利用という履行を行うことが可能であり、チケットであればコンサートやミュージカル、映画を見る履行を行うことが出来るわけです。

これにより、もし紛失した場合などには、権利も紛失したことになるので、拾得者が権利の履行を行うことが可能であり、不正利用に使われてしまう場合があります。

無記名債権はこのような性質を持っていることから管理などが重要であり、昨今ではチケットやギフト券など個別番号によって管理されていることから、個別番号を控えることにより、管理会社に連絡を行うことで再発行を行うアフターサポートなどが登場しています。

これにより、紛失したチケットやギフト券は無効とされ、新たに個別番号を持ったチケットやギフト券を発行してもらえるので、紛失時のトラブルを解消することが可能です。しかし、管理会社等によって対応が異なるので、必ずしも再発行が行われるものでもなく、自己管理を十分に行う必要があります。

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カテゴリー:金融用語

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