流動性リスクは金融機関の資金繰りが悪化すること

お金を貸してくれる金融機関も経営を続けています。国が運営している訳ではありませんので、しっかりと利益を確保して通常の会社と同じような仕組みが求められているのです。銀行は絶対に潰れないと言われていたのは、バブル期のことでした。

日本が世界のどこよりも早く不況を脱出し、戦後最大の好景気ともされたバブル期には、インフレが日本の経済を活性化させていたのです。
銀行には多くの資金が入ってきており、土地の高騰も受けて土地の投資はもはや当たり前に儲かるとも言われるものでした。

銀行が将来性がまったく見込めないゴルフ場やリゾート地などに投資をしたことで、バブル期の崩壊後新たな不良債権を抱えることになりました。それは資金繰りが悪化するどころの騒ぎではなく、首が回らなくなるほど緊迫した状況となっていたのです。

そうこうしているうちに銀行が倒産することになり、ここで流動性リスクが浮かびあがります。会社経営をしている銀行にとって、資金繰りが悪化することは倒産の可能性があります。

預金者からのお金という資金が何らかの形で流出し、手元資金流動性に齟齬が生じることにより、不利な資金調達を強いられたりする可能性が指摘されるのです。また、資産の売却などが余儀なくされます。

さらに銀行は市場の混乱に敏感に反応し、経営に影響が及ぶことが言われています。流動性リスクは、金融機関にとって大きな問題です。不利な価格で取引を余儀なくされて、損失が拡大するなどリスクが考えられるのです。

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カテゴリー:金融用語

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