累積赤字は会社にとって大きなダメージとなる

会社の経営は考えているより単純です。利益が出ていれば続けられ、利益が伴わなければ倒産の道を歩みます。ということは、会社は粗利から経費を引くことで利益を得ることができます。経費がかさんで利益が無く、マイナスになれば赤字です。これが通期で達成してしまうと、赤字になってしまうのです。

そして、3期連続赤字を合計したものを累積赤字と言います。
会社経営のどこが難しいのかと言えば、経費が複雑になっているという点でしょう。従業員の給料だけであれば、何も難しくはないのですが、そこに銀行からの借入金の返済なども発生しているので、それらを色々と合計していかなければいけません。

売り上げが上がっても、その他で経費がかさめば、結局は経常利益としてはマイナスになってしまうというのも考えられます。売り上げが上がっても利益が下がるのが一番よくない構造であり、銀行側もピリピリするのです。

累積赤字を計上してしまった場合には、その会社の財務体質に関する信用は0です。つまり、銀行としてはお金を貸すことに対して、消極的になります。手形の返済期間を6カ月の間で2回間に合わなかった場合には、銀行はお金を貸さなくなります。

すると、企業は経営を続けられませんので、実質的に倒産の道を歩むことになるのです。累積赤字がどれほどまでに苦しいことかを経営者はかなり意識しています。そういった企業はとても多く、苦しい経営を続けていることでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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