為替リスクを考えることは非常に重要である

国によって考え方や行動の仕方などは変わってきますが、通貨に関しては共通した概念を持っています。それは「自国通貨がいかに有利になることができるか」という課題です。通常であればそうなるべきなのですが、各国の思惑と投資家の考えが幾重にも重なり合うので、決して他国だけに有利に進むことは考えられません。

そこには、国の思いと投資家の利益が混ざり合っているからです。
輸入をする企業もあれば輸出をする企業もあります。これらは、為替価格に非常に敏感で、予測を出し、それに見合った生産量や輸入量などを決めていかなければならないのです。

インフレの場合は、設備投資や新規事業などを企業が積極的に繰り広げることで、投資家の心理を高揚させます。しかし、デフレの場合は通貨の価値が上がり、物価が下がることで、冷え切った経済環境を生み出します。この状態を考え、政府などは為替への介入しますが、そこで登場するのが為替リスクです。

為替の価格がどのように変化するのかは、その時は誰にも分かりません。輸入業などにとってみれば円高はありがたいですが、円安になっている場合には利益を得ることはできません。こうした為替リスクとどう戦っていくのかが、海外との繋がりが大きい企業の特徴と言えるでしょう。

普段は自国通貨ばかりを使っていてあまり関心がない、という人が多いです。しかし、世界は着実にグローバル化へと進んでおり、それを考えるのであれば、それなりの対応をしていかなければならないということが理解できます。

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カテゴリー:金融用語

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