収益調整金をしっかりと把握しておくことで上手く利用できる

収益調整金とは、追加型株式投資信託で見られる仕組みで、追加設定をした時の払い込み料、別勘定としたものです。1口1万円の商品が、利益を出して1口1万2千円になった場合には、その値上がり分の2,000円を別枠で勘定します。すると、追加設定で口数が増加する時に発生する収益減少を防ぐことが出来ます。

これは、新規の受益者と既存の受益者の差をなくし、公平にするのが狙いです。
投資信託は常に募集をしているのですが、同じ時期に開始した取引と、途中から参入した人の取引において差が出てきてしまうのは無理ありません。それなのに、収益が増えて口数が増えた時には、収益が減る可能性があるのです。

既存の投資家からしてみれば、その収益は口数が増えなければもっと多くを貰えていたのですが、新規の投資家が来たことにより減ってしまいます。これではちょっと不公平です。そこで収益調整金という別勘定を設定することで、この不公平な現実を無くすことができるのです。

現在では、多くの投資信託でこの方法が採用されています。よーいドン、で一斉に取引が始まるわけではありません。以前からその投資信託を使っていた人もいれば、新しく始める人もいる訳です。その調和をどのようにして取っていくのかがとても大事ですし、運営会社が試される課題にもなってきています。

投資は資産をリスクに冒されることを覚悟して取り組みますし、覚悟ができていなければ投資をする意味はありませんので、常に公平な分配を希望される事は避けることが出来ません。

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カテゴリー:金融用語

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