ROAは企業の成績表のような役割を果たしている

子供は成績表を見て、一喜一憂をします。一定の期間の成績がどのように評価されているのかを判断するのに、通信簿などは大きな意味を持ちます。これは企業でも同様のことが言え、企業は内部の状況を正直に外部に公開しなければならず、上場企業であれば当然のことです。

内部状況を判断して、投資家は投資対象なのかどうかを判断していく上で重要な数字として用いられるのが、ROAです。ROAとは、総資産利益率で、自社が持っている資本を使って、どれだけの利益を出しているかという値です。利益が出ているということは、経営を続けることができるという基準になります。

当然プラスで終わっているほうが今後について良い見方を示すことができますが、いくらプラスで推移しているからと言っても安心することはできません。同業他社の追随が始まったならば、うかうかしていられないからです。

財務分析として用いられる数字ですので、これは参考程度にすると良いでしょう。または、ROEなどの数字と一緒に総合的に考えることにより、今後の株価の値動きなどを参考にすることもできます。どちらにしろROAのような総資産回転率を見ることができる数字は、投資基準として参考にしている人は多いです。

企業もこの数字がどこまで良い結果を残すことができるかに、大きな意味を持っている経営者は多いですから、投資家も、経営者もお互いが意識する数字であることは間違いありません。未来を予測する上で、現在の状態を知ることは、とても重要なことであるとお互いが感じているのです。

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カテゴリー:金融用語

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