日証金残高で信用買いや空売りの量を把握する

日証金の融資残高や貸株残高は日証金残高として発表され、それを元に信用買いや空売りの状況を把握することが出来ます。証券会社は信用取引の申込が投資家から入った場合に、信用取引の売りと買いを自社内で相殺します。そして、相殺しても残ってしまった資金や株式を、日証金から借りることになります。

つまりは、その相殺できなかった残高が、日証金残高ということです。
これは信用取引での一般的なデータになりますので、毎日公表されており、日経新聞などに掲載されているものを見ることができます。このデータは、貸借取引残の動きによって信用取引の動向を推測するのに役立つでしょう。

公表される内容は、日証金全体と個別銘柄という2つの集計が公表されます。主に現在の市場で、信用取引の買いや空売りがどれぐらい行われているかを把握するのに使われることが多いです。

市場で買い手が増大している場合は、将来は売り手が多くなるのではないかという風に、逆に売り手が多ければ、将来は買い手が多くなるのではないかと推測することが出来るのです。最近では、資金力のある証券会社が出てきていて、相殺できなくても日証金で資金を借りる必要のないところも出てきました。

さらに証券会社内での買いと売りが相殺された分は含まれておらず、日証金残高のデータは、実際の取引の残高よりも少なくなっています。そのために、このデータだけで信用取引の動向を把握するのは難しくなってきているといえるでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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