配当落調整金を信用取引でもらう場合と支払う場合

信用取引において買い手は株主ではないですが、現物株と同じように配当金が受けられるようにするのが合理的です。そのために信用取引では、同じように配当金相当額を受け取ることができます。

このお金を配当落調整額と言い、権利日までに信用買いや売りをした場合にこのお金は発生しますが、必ずしももらえるわけではないので注意が必要です。
買い手の場合は、これに準ずる相当額を受け取ることが出来ますが、売り手の場合は市場で株を売った状態であるために、逆にお金を支払わないといけません。

このお金は法律上では配当金ではなく譲渡所得と見なされ、所得税分を引いた金額が最終決定金額となり、所得であると言うことを認識しておきましょう。
さて、配当金の金額は株主総会で決定されて、配当落調整額もこれに準ずる形で決定します。

受け取り権利確定日まで株を買って持っていても、3月末に決済がある場合なら、株主総会はおよそその3ヶ月後の6月ぐらいにありますので、すぐにお金がもらえるわけではありません。お金は証券会社から支払われるので、更に数週間後に支払われるということになります。

このように、株主総会が終了してから任意のタイミングでお金を受け取ることになります。信用取引の売り手で証券会社にお金を支払わないといけない場合は、実際の支払いは配当金額が決定してからになります。もちろんこの場合も、権利確定日まで信用売りをしていれば支払い義務が発生します。

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カテゴリー:金融用語

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