日々公表銘柄に指定された銘柄が暴騰する場合

信用取引では、日々の過熱な売買によって投資家が大きな損失を出すのを防ぐ意味で、注意を促します。そのときに使われるのが日々公表銘柄であり、これに指定されると、信用取引の残高が毎日公表されることになります。

これに指定される基準は、証券取引所がガイドラインを設けて、そのなかで株価や残高を見てそれぞれの銘柄を指定するかどうかを決めます。ただし、資本金が300億円以上ある銘柄で公表する必要がないと証券取引所が判断すれば、指定から外されるのです。

指定した銘柄の過熱売買が収まって沈静化すれば指定解除されますが、さらに過熱売買が続く場合は、空売りの禁止などのことを行って、規制を厳しくして売買の過熱化の沈静を図ります。この銘柄に指定するかのガイドラインは、東京証券取引所や大阪証券取引など、それぞれの取引所で独自のガイドラインがあるのです。

日々公表銘柄に特定された株では、高値まで買われ続けることがあり、相場を知っている投資家ほど早めに売り建てることになるのです。

当然、仕手筋もさらに上昇する前に相場に入ってきます。こうして乱降下しながら値が上昇する間に売り抜けて先に利益を確保します。未決済の空売りが大量に増えてくると、上昇を期待して一般投資家も買いに走ります。

そのような一連の流れによってストップ高になるまで上昇するぐらい、一気に株価が跳ね上がるのです。ストップ高になれば、翌日も高騰する可能性は出てきます。こうして日々公表銘柄から除外されるまで、相場の勢いも手伝って値が上がり続けることが多いのです。

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カテゴリー:金融用語

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