比例配分で売買が成立しない投資家に株を配分する

市場で投資を行っている場合は、ストップ高、ストップ安になることがあります。これは買いと売りの数が極端に違うときに、売買が成立しないで値が付いた状態のことであり、値幅一杯に上がって値が付けばストップ高となり、逆の値幅一杯に下がって値が付けばストップ安です。

例えば売りが1万で買いが1000なら、売りの方が強くストップ安となります。当然売りと買いの数が合っていなく、売り注文を全て出しても全部を約定することは出来ません。ではどのようにして売りを成立させるかというと、この例で言えば1万の中から抽選で1000株分だけ決めて約定させることになります。この方法が比例配分と言います。

しかし、株売買の仲介をしている証券会社というのは1社ではなく何社もあります。上記の例でたとえると、1万株分の売買仲介を行っていたところが2社あるとします。証券会社のA、Bとしましょう。ここで、それぞれの銘柄の取扱配分としてA社が7500、B社が2500取り扱っていたとすれば、比率は3対1です。

この比率に沿って、買い注文分1000株に対する売り注文1000株を、A社に750、B社に250分割り当ててその中で投資家の誰に売買を成立させるか決めていくことになるのです。

どのように割り当てるかは証券会社毎に違っており、注文順に早い人から割り当てたり、完全に抽選で割り当てたりといくつかあります。また投資家でも1株だけ注文、何株も注文している人もいるので、注文数全部が約定できるかは比例配分で当選してみないとわかりません。

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カテゴリー:金融用語

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