逸失利益がある場合の交通事故での算出金額

交通事故で怪我を負った場合に、その怪我の程度によっては、治らないということもあるでしょう。後遺症が残ってしまうときには、基本的に一生治らない怪我になるので、生活にも支障が出て仕事なども出来なくなることもありえます。

こうして、本来は仕事などをして収入を得られるはずなのに、事故などの怪我で出来なくなった場合の、本来得られる利益のことを逸失利益と言います。
後遺症が残り、生活に支障が出るような事故では、逸失利益を損害として賠償を求めることが可能です。

この場合に得られるはずの利益額は、1年の基礎収入に労働能力喪失率に、ライプニッツ係数をかけて算出されます。金額の算出に当たっては、基礎年収がとても重要になってくるので、これをどのようにするかがとても大切です。

基礎年収を考えるなら、一番わかりやすいのはサラリーマンでしょう。給与が固定されているので、大きな変動がなく、一般的には事故前の年の年収額を元にします。収入の変動のある事業主や会社の役員では、経費などを引いた前年度の報酬を基本としますが、加害者側と争いになることも多いです。

また、専業主婦や学生や児童のように収入の無い人の場合でも、基礎年収は、賃金構造基本統計調査を元に算出され、労働によって得られる収入を前提として計算されます。仮に、事故前に収入があったとしても、それが労働を伴わないものである不労所得である場合には、基礎収入として認められません。

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カテゴリー:金融用語

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