通知義務は保険者に適切な現状を知らせるために必要なこと

保険者と被保険者は、お互いがしっかりと状況を把握しておく必要があります。信頼関係の中で成り立つような商品ですから、契約を結んだ時と著しく環境の変化があった場合には、適切な情報を保険会社に通知しなければいけません。これを通知義務と呼んでおり、被保険者が追う義務になります。

何故これがあるのかといえば、契約内容を修正する時間や余裕を保険会社に持たせることが目的となっており、一方的に有利にすることはフェアではないということです。たとえば火災保険を考えてみると、契約時には普通の住居だったものを一部が店舗化された場合などは、すぐに通知しなければいけません。

住宅と一部店舗では破損や火災などの危険性が増します。保険会社にとってみればリスクが増えることになりますので、契約内容を修正したり、保険料を値上げしたりするなどの措置を取るかどうかを判断させる期間が必要になります。その為に通知をするのです。

さらに自動車保険で考えてみると、契約した車を買い替えたり、他人に譲渡したりした場合などは通知をしなければいけません。こうした義務を怠った後に発生した保険事故に関しては、保険金が支払われないケースも考えられますので、忘れていたということだけは無いようにしなければいけません。

あくまでも、契約時のケースでのみ支払うということが約束されていますから、ケース外の事態で発生した場合には、お金を支払うことができないということも考えられます。自分の保険ですから、そこはしっかりと考えておく必要があります。

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カテゴリー:金融用語

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