受益証券発行信託で受益権を流通させてお金を回収する

信託する場合には、受益権というその運用によって発生した利益を受け取る権利が受益者にはあります。しかしこの権利はそのままでは、単に権利でしかなく債権であり、これを有価証券にして投資家の間に流通させれば、利益を回収しやすくなり、これを受益証券発行信託と言います。

受益権というのは株式のように色々な種類を作ることは出来ますが、例えば2つ種類を作ったときに、両方ともでも、片方のみでも証券化は可能です。ただし投資家の間に流通させるために受益証券にするなら、受益証券発行信託を行う最初に決める必要があります。

途中から発行することは出来ませんし、最初に発行してから途中で発行を取りやめるということも出来ないので、証券化を行うかどうかは、信託する最初の時に決めておかなければなりません。

また証券化する場合には、受託者に確認して了承してもらわないとならず、さらに無記名か記名式で譲渡するのかも決めないといけません。記名式にするなら、受益者が変われば記載する名前も変更しないといけません。無記名式なら、受託者に利益をくれと言ってきた場合には、基本的にそれに相当する利益を支払わないといけなくなります。

ただし受益権は有価証券だけではなく、通常の債権の信託受益権も同じように有価証券とみなされることになり、これにより投資家保護の範囲になるのです。そして初めて投資家の間に流通させることによって、その証券は意味をなしてきます。

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カテゴリー:金融用語

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