信託銀行は銀行業務以外にも信託業務も行う

通常の銀行と言えば、お金の振込や引き下ろし、お金を個人や企業に貸し出すなどといった、お金の貸し借りに関する業務をメインに行うところですが、信託銀行となると、そのような事以外に、信託業務も行います。これは他人の資産を預かって運用し、その利益を受け渡すことです。

信託では財産を預ける側の人のことを委託者、預かる側を受託者、その預かった財産の運用で出た利益を受け取る側を受益者といい、通常はこの3者で成り立ちます。多くの場合は委託者が受益者になるのですが、なかには、自分の息子や嫁を受益者にする場合もあります。

また委託者に対しては報酬を支払って委託することも多く、信託銀行など専用のこの業務を行っているところでは手数料なども発生するのです。信託銀行が運用するのは現金の他にも、株や債権、不動産など様々な商品が対象になります。

また個人が自分で運用するよりも、そのノウハウに特化しており、集まる財産も莫大なので、利益を出しやすいという特徴もあります。また高齢者の人や莫大な資産を管理しきれない人には最適の銀行と言えます。この銀行が破産すれば、預かっている財産も消えてなくなってしまうのかというと、そうではありません。

顧客から預かった財産は法律で銀行の財産とは区別して管理することが義務づけられています。そのために、破産しても、区別されている顧客の財産に影響はないのです。破産時には顧客に返還されるか、別の信託先に委託されて、そのまま運用されることになります。

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カテゴリー:金融用語

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