遺言信託で将来に備えて信託銀行に信託を任せる

自分の財産を将来誰に託すのかというのは大きな事柄であり、自分が亡くなった後に備えておかなければ相続の問題が発生します。そのために、体力などがある時に次の世代のために財産をどうするか準備をしておくのが理想的と言えるでしょう。

その一つの方法として遺言信託があり、事前に信託銀行に遺言の作成や財産の管理などを相談して決めることが出来るのです。遺言信託を行うなら、まずは信託銀行に相談に行きます。必要に応じて弁護士や税理士なども協力が得られ、相談内容に基づいて公正証書で遺言書を作成します。

遺言者が亡くなったときにその遺言内容を、信託銀行が相続人などに執行することになるでしょう。銀行は遺産の管理や引き渡し、執行までの遺言書の保管、名義変更、遺産の分配などを行ってくれ、さらに相続人が異動や変更がないか定期的に照会もしてくれます。

弁護士に相談するのとは異なり、信託銀行という大きな会社に依頼するので、遺言書の管理などを数十年行ってもらっても銀行がなくなる可能性が少ないので、安心して管理してもらう事が出来、資産運用や税金対策といった専門的なことの相談も出来ます。相続上の複雑な手続きや、遺産の分配など自分で行うには大変なことも任せられます。

ただし委託するのは、手数料で数十万円、遺言書の保管料で毎月10万円前後、遺言の執行報酬として100万円前後かかるので、多くの費用が必要になります。そのことからも、利用するのは財産が1億円ほどの資産家が多いのです。

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カテゴリー:金融用語

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