ESOP信託で従業員の福利厚生制度を充実させる

ESOP信託とは、EmployeeStockOwnershipPlanの略であり、従業員持ち株会を発展させた形の信託になります。会社の従業員の報酬を充実させるための制度の一つであり、退職時に自社株を与える形のタイプと、従業員持株会の発展型の形の2つがあり、どちらも退職まで引き出し不可の制度です。

退職時給付型は退職金として会社の株式を積み立て、持ち株発展型は、会社の株を従業員が購入するのでその企業の株式変動のリスクを負います。退職時給付型はリスクがありませんが、従業員持ち株発展型の場合は、会社の業績が悪かったりすれば株価が下がって、社員の持ち株の価値も下がってしまうことがあります。

また逆に業績が好調で株価が上がっていけば、社員が一斉に株を手放したり、会社を辞めてしまったりというリスクも存在するでしょう。しかし持ち株数は会社で決まっている範囲なら、社員が月に何株取得するかは自由に自分で決定することは出来ます。

このような制度を導入する企業の狙いとしては、1度限りの臨時ボーナスや、会社保有の保養施設を利用できるといった自社の業績に反映されない社員への報酬よりは、自社の株を持つことで、社員に自覚を持って欲しいという願いもあります。

また毎月株を積み立てていけば、退職時には大きなリターンとして帰ってくるという可能性も大いにあるのです。ただしまだ日の浅い制度なので、全ての企業が導入していうわけではなく、限られた一部の企業で利用されている制度です。

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カテゴリー:金融用語

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