元本利子分離債は元本とクーポン部分を分離した債権のこと

元本利子分離債はストリップ債とも呼ばれ、利子付の元本部分と、クーポン部分をそれぞれ分けて、ゼロクーポンとして割り引いて販売されているもののことを言います。元々はアメリカで開発された債権ですが、それが後に日本に入って販売されるようになりました。

元本部分は償還日を満期として販売、各々の利札をそのクーポンの支払期限の満期のゼロクーポン債として販売します。代表的なものとしては、トレジャリー・ボンド・ベーシックやトレジャリー・ノート・ベーシックの元本部分がそれにあたり、日本からの買い付けも可能です。

ストリップ債の制度は多くの割引債が流通するので、投資家の様々な要望に応えることが出来ると考えられています。ただしこの債権は誰でも買い付けできるということではなく、法人にのみ保有が限られています。もちろん保有していれば、譲渡益や償還金や利息の差額などは法人税が課せられます。

ただし国内に拠点を持たない外国法人が、外国の仲介者などを通して開設した口座によって保有するときは、非課税となっているのです。
ストリップ債が国債に導入されれば、金融機関では収益の向上やリスク管理が効果的に出来ると期待されています。

日本国内では、現在の税制では、利息に対して課税され、ストリップ債にも課税されるなどの問題があり、国内での導入はまだ行われていない状況です。まずは税制の改善を行ってからの導入になるのではないかと言われており、現状では金融の流れが滞り気味と言えます。

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カテゴリー:金融用語

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