起債は地方自治体が財源を確保するときに発行する債券

地方自治体の財源が税収のみで補えないときは、借金として地方債などの債権を発行し、公共事業などの財源にあてます。この債権の発行のことを起債と言い、その種類は、過疎対策や廃棄物処理、施設整備や学校設備や公営住宅などさまざまな事業のための債権が発行されいるのです。

もちろん債権は借金になるので、できれば発行しない方がいいに決まってはいますが、自治体の運営には必要なものであります。自治体が発行する債券は地方債とも言われ、一般会計年度を越えて債務の履行を行いますが、年度内に返還されるものは一時借入金と言われ、地方債とは区別されます。

地方債は、3つの制度によって、その信用力が保たれており、償還時の国の財源による保障、地方自治体の財政が悪くなったときは起債制限が設けられる制度、さらには地方財源再建制度によって信用力が保たれているのです。

また財政の深刻な自治体でも、金融機関への免責がなく、政府が自治体の財政に関与していくなどの実例があるので、その信用力は十分であると言えるでしょう。

起債には上記のように一定の制限があるので、むやみに拡大せず、借金が増えることもないので国債よりも信用できますが、第三セクターなどの債務を含まないので、隠れた借金があるのではないかと懸念されています。

また地方自治体としては、発行によって借金が増えても財政再建には自前での申請が必要なので、借金を隠すことも可能であり、早期の税務健全化の道を探るべきだとも言われているのです。

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カテゴリー:金融用語

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