既発債は発行済の債権であり自分の条件で選べる

債権は保有すると、定期的な利子収入を得ることが出来、満期前に途中で売ることも可能です。様々な種類があり、発行時期や償還や利回りが予め決められているので、自分がこんな条件の債権が欲しいと思っても、新規に発行されているとは限りません。しかし欲しい条件に近い債権を見つけるのに役立つのが既発債です。

これはすでに発行されている債券であり、すでに発行済なので、現在よりも金利の高いものを探すことも可能となってきます。そうなれば既発債で高い利率のものを探して購入すれば、資産を増やしていけるように思えますが、しかしながら市場はそう甘くはありません。

高い利率の債権は価格が高くなっており、それだけ手に入れるのも難しい場合が多いのです。さらに既発債は購入時に100とすると償還時には80で戻ってくる、または100で発行済のものを120で購入するようなことになる場合もあります。

このときに検討しなければならないのは、表面の利率よりも実際の利回りです。どれだけの期間債権を保有するのかを考えなければなりません。また購入時は利払いの時期と重なるとは限らず、経過利息と言う保有時期からの利回りを日割りで計算することになり、買い手は売り手に対して、その分の利息を支払うことになります。

ただし利息は後払いなので、次回の利息受け取り時にはこの分も受け取ることは出来ますが、購入時の金額の負担は増えてしまいます。このように利息ばかりみて購入すると、思わぬ痛手を受けることもあり、中身を考えないといません。

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カテゴリー:金融用語

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