逆デュアル債は円建てと外貨建ての両方の性質を持つ

逆デュアル債は払い込みと償還が円で、利払いが円以外の通貨で支払う債権のことをいい、円建てと外貨建ての両方の性質を持っています。逆に払い込みと利払いが円であり、償還はドル以外の外貨で行うものをデュアル債と言い、こちらは円の金利が低い水準であれば、高い利回りが期待できるというメリットがあります。

たとえば、100万円の投資で満期の時の為替レートが1ドル=95円だった場合、払い込み時のレートが1ドル=95円以上の値であればデュアル債となります。そして普通の債権よりも高金利の債権になるのです。

このような場合に、レートが95円よりも大きければ、利息と元本は円で支払われますが、レートが1ドル=95円以下となって満期になると、デュアル債としてドルで償還されることになるでしょう。

このような2重通貨の債権は為替の影響を強く受けます。利息や償還時に円に換算して払い戻されるような場合は、いくら分その債権を購入したかでも損益が大きく違ってきます。1ドル100円のレートで購入したのに、払い戻し時が1ドル90円にでもなっていれば、その損失は最低でも10万円になってしまうのです。

ただし日本で販売されている逆デュアル債などは、払い込みは円、利払いも円、そして償還時だけ外貨建てとなるので、利払いの部分のリスクはありません。元本部分だけリスクを背負うことになります。また日本国内の逆デュアル債などは市場規模が小さいために流通性はあまり大きくはないです。

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カテゴリー:金融用語

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