クーポンレートは表面上の利回りのことである

債権というのは資金を集める企業や国にとっては借り入れたものなので、これには必ず返済する金額とその期限、そして利息があり、投資家にとっては、返済期限まで保有することも可能であり、また途中で売却することも可能です。返済を償還と言い、その時の金額を額面といいます。

いつでも売却が可能なので、買値より高く売れば利益がでますが、その逆に損失になることもあるのです。利息は毎年発生し、半年ごとの年2回支払われるのが普通ですが、中には年1回や毎月毎などの債権もあり、その額面に対する利息の割合をクーポンレートといいます。

利率なので固定されている商品もあるのですが、通常は発行側の金利状況や財政状況などによって変化していきます。そのために、債権を長い年月保有すればするほど、利率変化によって想定した利益よりも少なくなる可能性が出てくるのです。

債権は100円単位で発行され、額面で利益が出るかどうか違ってきます。償還日まで保有すれば、額面全額が受け取れますが、その時までは価格が変化しており、償還前に売却すると額面割れを引き起こす可能性もあるのです。

利回りを計算する場合には、投資金額に対して、これは債権の購入金額になり、受け取る利益と売却などでの損失をあわせた金額が、投資額に対し年何%になるかで計算します。額面よりも現在の価格が高くなれば、その時に売るという判断も必要になり、必ずしも償還日まで保有するのが一番良いということにもなりません。

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カテゴリー:金融用語

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