公募債発行には様々なコストがかかってくる

公募債というのは50名以上の不特定多数の人に対して発行される債券のことであり、その対象者は投資家や個人など様々な人に向けられます。50名以下の少数で特定の人に対して発行する債券は私募債と言います。

公募債を発行すれば数十年単位の長期的な資金調達が可能となり、金利は固定なので市場の金利変動によっては有利になることもあるのです。投資家にとっては流通資量が多く、保有していれば簡単に譲渡や転売する子ことが可能となっています。

しかし公募債の発行にはいくつかのコストがかかります。まずは金利であり、付する側にとって金利は低い方がいいに決まっていますが、それは景気や市場の動向や施策などによって決まり、金利水準の動向に注意しながら自らで発行時期を探るのです。

また通常、発行者は債券の募集販売その他の手続きのノウハウは持っていないので、証券会社などの専門業者の仲介者を通して行うことになり、そこに対して手数料などを支払うことになります。

格付けを行ってもらうためには、格付けのための手数料が必要であり、債券の電子化の手数料、債券募集に関する事務作業を委託する場合の委託料、元利金支払いのための事務費用、株式では目論見書に当たる債券内容説明書作成のための費用など、様々なコストが掛かってきます。

発行するためにはこれらの手数料や費用などを考慮した上で、長期借入金との比較も行って、どちらが低コストかも検討した方がいいでしょう。

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カテゴリー:金融用語

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